私は今年、後厄(あとやく)である。
同級生にはナイナイの矢部氏、GLAYのTERU氏、ココリコ遠藤氏、元嫁の千秋氏、藤原紀香氏、牧瀬里穂氏、山崎まさよし氏、元横綱武蔵丸関などがいる。また、1学年上になる早生まれ組は、ユースケ・サンタマリア氏、花田虎上(元横綱3代目若乃花、旧花田勝)氏などであろうか。
そう。花田氏なのである。
なぜ、ここまで書いたのかといえば、最近の花田氏の迷走っぷりに触れておきたいからである。激しく憂いているのである。花田氏は、言わずとしれた花形力士。かつて若貴フィーバーを巻き起こし、大相撲人気を支えた立役者。また、現時点では日本人最後の横綱昇進者でもある。角界を離れたとはいえ、その影響力、注目度は今もって大であろう。
そんな花田氏、知らぬ間に『虎上』と改名していた(読み方は以前と変わらず「まさる」なのだそうだ)。私が知らなかっただけで、どこかで大々的に報じられていたのかもしれないが、はじめて聞いたとき、虎が上がる?おにいちゃん、どうした?と、シビレが起こるほど動揺し、かつニヤリとした。
過去の改名劇といえば、車庫を飛ばした前後の篠塚利夫氏(元巨人)が、『和典(かずのり)』としたときの、なんとも言えぬ圧倒的にユルい衝撃を思い出すが、今回はその時以来、久々の衝撃である。「はねだえりか」なんてもんじゃない。マサル氏に一体何があったのだろう?ちょっと調べてみると2011年5月に知り合いのすすめで改名したそうだ。けっこう前じゃん。知らなかったのは、うかつだった。
また、ごく最近、テレビ東京系の旅番組だったと思うが、軽トラに乗ってドロンズ石本氏と疾走する虎上氏の姿を目にした。風呂に入ったり、魚をさわったり、漁師メシを食らったり、すべてを投げ打ったかのような、まさに迷走であった。あれほど人気のあった第66代横綱の姿、痛々しかった。弟貴乃花親方は何を思うだろう。当然、生活のためでもあろうが、仕事選んでください、あなたは舞の海氏や龍虎氏とは格が違うんだから、と思う。
そういえば書いていて思い出したが、横綱の転身系でいうと、北尾氏(元横綱双羽黒)は今何をしているのだろう?聞き慣れないスポーツ冒険家なる新ジャンルは確立されたのだろうか?プロレス史上に残る『このインチキ野郎!』発言は強烈だったが、彼がサンダーストームというニックネームであったことを覚えている人は、どれだけいるのだろう。
そんなわけで、週末、厄払いに行ってくる。
ダイニングちゃんこ若の札幌店、今でもあるのかな?
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