ここ数日、寒さが緩んでいる(表現、ヘンかな?)ようで、比較的過ごしやすい。腰も徐々に良化している。
さて、競馬の話である。
昨秋は、馬券で随分といい思いをさせてもらったが、本日は馬券とは離れた話を書いてみたい。
今年から競馬の審議基準(アンフェアーな走行に対する制裁の基準)が、変更になった。
変更に伴い、私にはよからぬ思い、懸念があったのだが、1月20日(日)中山メインレースAJC杯にて、いきなりこれが露呈した。1着でゴールした馬が、2着馬の進路を大きく邪魔した件での顛末だ(なお、私はこのレースの馬券は買っていない。京都に集中していた。なので、ある意味ではレースを冷静に見ることができた)。
変更に伴い、私にはよからぬ思い、懸念があったのだが、1月20日(日)中山メインレースAJC杯にて、いきなりこれが露呈した。1着でゴールした馬が、2着馬の進路を大きく邪魔した件での顛末だ(なお、私はこのレースの馬券は買っていない。京都に集中していた。なので、ある意味ではレースを冷静に見ることができた)。
大まかに書くと、昨年までは、
A馬がB馬の走行を妨害し、A馬1着、B馬2着でゴールした場合、A馬は降着(走行を妨害された馬の後ろの着順の繰り下げる)となり、つまりレース結果は、B馬1着、A馬2着、とされてきた。
今年からは、同様のケースの場合、
「走行妨害がなかった場合にB馬が明らかにA馬より先着していただろう」と判断される場合のみ、降着を行う、という具合に変更された。言ってみるなら「走行妨害がなかった場合を想像してみよう!B馬はA馬に明らかに勝てたかな?」ということだ。
今回のAJC杯の場合は、1着馬は2着馬の進路は妨害したけれど、それがなくても2着馬は1着馬には勝てなかった、と裁決委員が判断したため、着順の変更には至らなかった、ということになったらしい(騎手への制裁に関してはここでは述べない)。新基準による私の懸念とは、まさに今回のケースであった。
私なりに言うと「タラレバを簡単に忖度するなよ!馬は機械じゃないぞ!」ということだった。
今回のAJC杯の場合は、1着馬は2着馬の進路は妨害したけれど、それがなくても2着馬は1着馬には勝てなかった、と裁決委員が判断したため、着順の変更には至らなかった、ということになったらしい(騎手への制裁に関してはここでは述べない)。新基準による私の懸念とは、まさに今回のケースであった。
私なりに言うと「タラレバを簡単に忖度するなよ!馬は機械じゃないぞ!」ということだった。
競馬ファンの皆様に伺いたい。
AJC杯のゴール前、ホントにそう見えましたか?
少なくても、私にはそうは思えませんでした(2着馬、グングン加速してたもん)。
ツラーっと書いてしまうと、
興味のない方々には、だからどうした?ということになるかもしれないが、あえてもうちょっと書く。
JRAが説明している今回の変更に至る理由は、ホームページなんかを読むと、競走馬のパフォーマンスを重視するという国際的なルールに乗っかるため、ということらしい。それであれば、到達順位が結果である、ということは一応の説明がつく。
しかし、その結果は走行妨害があった、という事実があればこその結果であり、そこから先「走行妨害がなかったら」を想像するのは、百家争鳴の議論になる。想像上の話が広がるだけであり、まったく論理的でない。今回のケースだってそうでしょ?説明なんかつくわけない。基本、空想なんだもの。
とりわけ、目の前で生じた現実、レース自体の結果の覆すような想像を巡らすことは、容易ならざること。「明らかに先着できたであろう場合」なんて、限りなく稀でしょ。断言するが、新基準の下では、着順の変更はほぼゼロであろう。そして、こんな事象が発生するたびに、ファンは愛想をつかして徐々に離れていくだろう。
いま一度書く。
我々オヤジたち日本の競馬ファン(少なくてもその一人である私)は、世界云々の話なんてどうでもいい。ただ、ズルをしてまでも勝ちを拾うような卑怯者が結果的にトクをするようなことは、絶対あってはならないと考えている。それがニホンの公正競馬であると信じている。不正は、許さないし、(当該者たちは痛くも痒くもないだろうが)その果実を得た騎手、陣営を蔑むだろう。主催者が説明責任を逃れ、それがルールです、なんて開き直るのであれば、大好きな競馬場を去る覚悟も辞さない。
悪いことは、正せ!悪いやつは、裁け!その結果、自分の馬券が外れても、異論はない。
予言者ではないが、放っておくと、いずれ大きな禍根を残すだろう。
予言者ではないが、放っておくと、いずれ大きな禍根を残すだろう。
それにしても、馬券は当たらない。
当たり馬券も売っているはずなのに・・・
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