2014年1月12日日曜日

なぜかスケートに興じる

私が物心ついた時やらされていた冬のスポーツといえば、一も二もなく、スピードスケートだった。ちょうどその頃、寒さが厳しい道東に住んでいたので、地域的な風習だったのだろう。あっち方面出身のスケート選手って、いっぱいいるものな。

そして、それが伝統なのか、
初心者のチビどもは、有無もなく強制的にリンクに立たされ、知らぬうちに滑れるようになっていく。私もそう。特別な才能があったわけではなく、みんなそれが当然、という感じだった。

覚えているのは、
シバレのキツイ夜に、PTAが全面協力して、校庭に一丁前なリンクを作る儀式めいた作業。
毎夜、水を張り、三晩くらいでリンクが出来たと思う。今じゃそんな地域もないんだろうな。三十年も前の話だもの。

また、
北海道は広いので、冬の授業の定番がスキーの地域もある、ということを知ったのは、道北に住むようになってからだった。中二でいきなりスキーを履かされて、ヤマのてっぺんに連れて行かれたのは、悪い思い出だが、それでも二、三回も行けば、ある程度滑れるようになった覚えがある。そのとき感じたのは、スキーとスケートでは、体重のかけ方が逆になるんだ、ということだった。

そんなことを思い出しながら、
今日、スケート靴を三十年ぶりに履いたのです。
すごいブランク。なぜこんなことに至ったのかは、自分でもよくわからない。連れていかれた、といういい方が正確だ。

そして、
ドキドキしながら滑ってみたのですが、意外にも、身体は覚えているんですな。あれ?っていうくらいスムーズに滑れました。

ただ、貸し靴がよくなかった。幅広甲高の私の足には、あまりにキツ過ぎた。足が痛いのなんの。2時間滑る予定だったのだが、疲労もあって1時間ちょっとでギブアップ。足腰がフラフラ、ヘロヘロになってリンクをあとにしました。ちなみに転倒はゼロでしたよ。ブラボー!

それにしても、
赴いた月寒体育館には、スケートする人々がギッシリでした。

たまにスケートいいじゃない?
皆さんにもオススメします。

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