2012年10月30日火曜日

スーツを電撃購入した話

北のマチには、もうすぐ雪が降りはじめる。つい1ヶ月前には、汗ダクダクで大通公園でビールなんか飲んでいたのに、いまそんな愚行をしたらキッチリ病を得るだろう。ずいぶんと秋も深まった。季節はシッカリうつろうものだ。

しかし私は、そんな季節のうつろいにワビサビを感じている場合じゃなく、冬が来る前に、個人的に必ず遂行しなければならないミッションがあった。

ズバリ、減量である(今となっては、であった、というべきか)。

昨冬から、冬用スーツの腹回りがきつくなり、このままいくと来年着れなくなるヤバイぞ!と承知していたのだが、ま、1年あるし何とかなるだろう、とも安易に考えていたところもあり、結局平時の欲望に流されるまま、この時期を迎えてしまった。

そして10日ほど前、少々ドキドキしながら、クリーニングのビニールを引きちぎり、冬用スーツに袖を通してみた。

案の定、ジ・エンド。
すべてキツくて着られないのである(そりゃそうだ。放蕩しすぎだもの)。

それでも職務柄、スーツを着ないわけにはいかない。かといって、ムチムチ炸裂しそうなものをいつまでも着続けることもできない。そうなると、この時点で考えられる選択肢は3つ。

①急激にダイエットする
②冬でも構わず、そ知らぬふりで夏用スーツを着続ける
③新たにあつらえる

で、とりあえず暫定的に②を遂行しつつ(インナー上下ヒートテックを着て)、これといった結論が出ないまま、先週末を迎えたのである。

これより先、
あらかじめ断っておくが、これは自慢ではない。戒めである。

28日(日)の天皇賞(秋)。7年ぶりの天覧競馬。
ミルコ・デムーロ騎手が最内を突く好騎乗をみせエイシンフラッシュ号で快勝。
ゴール後、ミルコ氏が下馬し、天皇陛下に騎士然とした敬礼をみせたとき、私の財布は大層な厚みになっていた(厳密に言えば厚くなったのは確定後。文学チックに書いてみた)。

というわけで、
急に冬用スーツ3着と、新しいメガネをあつらえた。
予告どおり、この機会に専用マクラもあつらえることにする。

なんだか、調子がよすぎるぞ。
自戒せねば。

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