2012年10月4日木曜日

オトシマエの話 桑田佳祐ライブを遂に見る!

マイノートパソコン様の機嫌がなおったので、話はさかのぼるが9月末の感動を書いておく。
くわたまつりだ!
9月29、30日、北のマチに桑田佳祐氏が帰ってきた。
この地では、2007年12月以来、かれこれ5年ぶりのライブである。

過去にも触れたが改めて個人的な体験を書くと、

私は5年前の桑田氏ライブを観たあと、生命の危機ともいえる大病が発覚し、半年間の入院を余儀なくされた。その後、幸いにして身体は快復し現在に至るのだが、どうしても個人的なオトシマエをつけたいと思っていた。

それを具体的にいえば、
あの時と同じ会場で再び桑田氏を観る!という一点であり、声をからして大声で歌う!ということだった。これこそが、俺のねじれた時間と精神を回復させる唯一の方法である、と密かにこだわりをもって雌伏5年もの間、付け狙うヒットマンの如く考えて続けてきた。

それで2年前、桑田氏のライブツアーが発表され、いよいよ念願が叶う、と思っていたら、さにあらず。今度は桑田氏のほうが体調をくずされた。桑田氏は、ひとククリでいえば、俺の抱えた病気系の後輩となり、大学4年と1年で同じ文系サークルに属しているような間柄となった。より詳しく見ていくと、合唱部とアカペラ同好会みたいな間柄。書いていて自分でもよくわからないが、とにかくいたしかたない公演キャンセルだった。俺はその際、北海道と東京の公演が取れたのだが、すべてパーに。チケット払い戻しは、談志師匠以来か。

なかなか機会は巡ってこない。
というか、桑田氏は大丈夫なのか?という日々が続く。半年後の大晦日で、氏を目撃することになるが、その状態だって、まだ半信半疑だった。

それでも快癒が確認され、
今年7月にはお台場ライブで邂逅はかなったが、
http://smilebabyohbaby.blogspot.jp/2012/07/blog-post_09.html
それではちょっと、というか、だいぶん、俺にとって意味が違うのだ。

あの日から5年、ようやく、ようやく来た。
多少、おっさんだって泣いたっていいじゃないか。

会場の外は、ちょっとしたお祭りのようなデコレイト、グッズを買い求める人並み。
会場の中は、すでに立錐の観衆。


友人がそろう。席に4人並ぶ。
まもなく。まもなく。
さあ、はじまる!
桑田よ!どんどん来い!

ライブは約2時間半。
ネタバレの趣味はない。
声は枯れた。

俺の腐った魂は成仏し、再生した。
明日晴れるかな。
ありがとう桑田後輩!

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