2015年10月8日木曜日

家人の急病

六花亭に赴いて、ハナちゃんの不在を確認し、
スケールの小さい菓子の爆買いをした翌日、
いきなり、家庭内に異変が起きた。

朝、食卓の椅子に腰掛けた家人の様子が、明らかにオカシイのである。
顔色が、真っ青なのである。
好物のマルセイバターサンドにも、手が伸びないのである。

きけば、
頭とカラダのフシブシが、猛烈に痛いのだという。
いわく、これまでの経験上、
ほどなく、高熱が出るはずだという。
それっきり、フラフラした足取りで寝室にこもり、横になってしまった。

スポーツドリンクを飲ませようと、寝室に持っていくと、
ガタガタ震えて、早くも熱が上がりはじめたという。測ってみると38℃。
この間、実に20分。
ホント、急なハナシである。

事情を理解せぬ息子は、
俺に抱かれて、ご機嫌でキャーキャー言ってる。
家人は、奥の間でウーウーうなりはじめた。
俺は、息子を片手に抱き、休日の当番医を検索する。

しかし、検索の結果、残念なことが判明した。
最も近場の当番医は、知る人ぞ知るヤブ医者の誉れ高い病院だったのだ。
家人は、そこへ行くのは絶対イヤだと断固拒否。俺も、そこはちょっとねぇ、と逡巡。
結局、相当遠いけど信用できそうな病院に行くことに決める。

大急ぎでクルマを出し、ご機嫌な息子を実家にあずけ、45分かけて病院に到着。
この時点で体温を測ると、39.6℃。ゼーゼーいってる。つらそうだ。

待合室で座っていると、処置室で点滴を打っていた(らしい)若いアンちゃんが、待合室に出てくるなりバタリと倒れ、4人がかりで処置室に戻された。緊張感が高まる。周囲をよく見ると、フラフラな病人がけっこういて、それに付き添う人もいて、病院なのに妙に活気がある(変な表現だ)。ここはまるで、最前線の野戦病院だ(見たことないけど)。

家人は30分待って、ようやく診察を受ける。
医者の見立ては、
インフルか?でも、そうだとしても罹患直後だと検査しても陰性だし、
インフルじゃなくても、けっこうタチの悪い風邪だろうし、
場合よっては授乳中の折、乳腺炎の可能性もあるかも、ということで、
結局はっきりしなかった。そんなことあるのか?

とりあえず、
安パイで無難なクスリを処方され、2日くらいこれを飲んで安静にしてなさい、との指示。こんなんでいいの?

それと、どう考えても、俺ひとりで彼らふたりの世話はムリだ。会社を休むわけにもいかん。結局、家人と息子を実家のジジババに委ねて、ポツンとひとり家に戻った。

もうちょっと若かったら、
この隙にワルイ遊びを敢行するんだけどなあ。さて、どうしようか?

0 件のコメント:

コメントを投稿