2015年10月22日木曜日

GO!GO!スワローズ!

書くのが遅くなったが、
去る10月2日、
我がヤクルトスワローズが、セ・リーグの王者に輝き、

10月17日、CSで巨人を下し
実に14年ぶりの日本シリーズ出場権を手にした(数年来このへん、ややこしい)。

いやー、ヨカッタ。
俺は、生涯ほぼ一貫して、ヤクルトスワローズ贔屓である。
弱小チームを愛する悲哀と、奇跡的な勝利への喝采。
この喜びは、同士にしか伝わらないだろう。
ファンの皆さま、おめでとうございます!

俺は、スワローズを
選手で言えば、若松勉、松岡弘、ヒルトン、マニエル、大杉勝男諸氏の頃から観てきたことになる。
常勝軍に仕立て上げた野村監督や、その利息で躍進した若松監督時代の栄華は、すでに干支ひとまわり以上も前の話。浮気したわけじゃないが、そのうちファイターズが北海道に来ちゃったりして、混沌とした野球観戦歴を重ねてきた。

また、
これは、現在進行形のハナシなのだが、
俺の職場周辺には、
もう、あきれるほど、巨人バカが多い。
(巨人がバカなんじゃない。意味は伝わると思うが親バカ、孫バカ、の類の表現である)

加えて、こいつらバカの大半は、
本質的な思考や嗜好や志向が、俺と相容れぬ奴らなのだ。すなわち、イケスカンやつらなのだ。そのため、野球ネタでのアホらしい争いを避けるためと、こいつらとのトークが全ジャンルで不調におわることが必定であること、それと何より、贔屓の軍団の惨状に負い目を感じ、俺は隠れキリシタンの如く、巨人バカには黙して語らぬ受忍の日々を送ってきた。そう、野球に関して、俺はイジケてきたのである。

それにしても、
イジケの根本となった、ここ数年のスワローズの凋落振りには、目を覆うばかりであった。
安上がりで、薄っぺらい感じで、ハナッから勝つ気ないだろ?と疑いたくなる惨状だった。

なんだか知らぬうちに、監督が幾人も代わっていた。

知らぬうちに、はウソである。
知ってはいたが、勝つ気ねーだろ!との思いから、かつてのように毎試合応援するような気持ちがなくなっていたのだ。それにあわせて、選手の移り変わりも承知していなかった。具体に言うと、昨季あたりから山田が活躍していることは知っていたが、それによって田中ヒロがレギュラーから外れていることは、しばらく知らなかった。

今シーズンの始まりも、俺は知らんぷりをしていた。
ところが、選手たちの頑張りが、俺を昔のスワローズ・ラブ状態に戻してくれた。
夏を越え、気持ちが更に戻ってきた。久々の充実した気分だった。

今季のセ界は、6並というか、6弱というか、強者が不在で団子状態だった。
そんな中、たしかにスワローズは、優勝できたが、
俯瞰的には、最終局面において相手の自滅というか、我慢できないチームが勝手に脱落していった、という感じだった。そういった意味では、来季が正念場となる。

とにかく、今季のセ界の王者は、スワローズだ。

次は、日本シリーズ。
戦力を比べると、素人の俺が見ても、ホークスのほうが相当強そうだが、そんなの関係ない。

GO!GO!スワローズ!

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