2015年10月30日金曜日

ホークス、強すぎ。

すでに読者諸兄も承知されているであろうが、
本年のプロ野球日本シリーズは、4勝1敗で福岡ソフトバンクホークスの勝利となった。

無念、ヤクルトスワローズ。
というか、ホークスが強すぎた。こりゃ、黄金期だわ。

3戦目、ヤクルト山田の本拠地での挨拶代わりの3連発で、何とか最低限の面目は保ったが、
下手すれば、4タテを食らうとこだった。
いや、限りなく、4タテに近い結果だった。どこをとっても、勝ち目がなかった。

認めたくはないが、野球自体の質が、大人と子供ほどの差があった(ように思う)。
比較すると、両チームともまだまだ荒削りなのだが、
野球IQというか、セオリーの理解度がまったく違ったようだ。

ヤクルトには、もう少し緻密さが欲しかった。
とはいっても、チームの2番打者がリーグ首位打者なのである。
もうこれはこれで、独自の進化を遂げるしかないのか?

それにしても、
これは俺の懐古主義めいた考えなのかも知れないが、

90年代のスワローズが魅せた、緻密で隙のない野球は、
今の時代にマッチしないものなのか?
もしも、はありえないが、
今のホークスと、野村監督古田捕手の頃のスワローズが対戦したら、どんな結果だったろう?
仮に古田の配球だったら、こんなにバカスカ打たれたか?
総じていえることは、レベル、低くなったんでねぇの?って思いである。

懐古主義過ぎるか?
今回のシリーズを見て、同じ考えをもった人は、多数いると思うんだけど・・・

とにかく、今年はホークスの圧勝だった。
おめでとう、福岡のみなさん、そして王貞治さん。

俺はもう、来年に期待している。
GO!GO!スワローズ!

2015年10月26日月曜日

まつりを2回聞いた日

週末の遠出のハナシでも。

結局、船の発着場を目の前にしながら、
俺の乗ろうとしたフェリーは、荒天により無念の欠航となった。

とにかく猛烈な強風だった。
素人目にも、こりゃダメだな、と判断できるほどだった。
逆に、こんな条件下で船に乗せられたら、俺は即死してただろう。
想像するだけで、冷や汗が出る。まったく、おそろしいことだ。

ただ、欠航の知らせを聞く前に、
(正確に言えば前日から)小心者の俺は、入念に酔い止めを飲んでいた。
もう、箱に書いてある「使用上の用法」なんていう、小さい文字は一切無視。
船酔いをおそれて、過剰摂取。バカスカ飲んじゃった。それくらい、ピリピリしていたのだ。

そしたら、翌朝、キッチリ欠航。
ちょっとホッとしてます。

とにかく時間が余ってしまったので、
観光ガイドブックをめくりつつ、近場にあるらしい北島三郎氏の偉業を讃える記念館に行きました。
その名もズバリ、北島三郎記念館(もう、遠出の行き先はバレバレですな)。

名曲「まつり」をサブちゃんロボが、宝船に乗って、熱唱してました。
迫力が凄かったけど、何だかチョット笑えました。
グッズ販売コーナーでは、こんなネクタイ、絶対しないなあ、という柄物をけっこう真面目に売ってました。何だかチョット笑えました。サブちゃん本人のセンスなんでしょうか?

その数時間後、
リアルサブちゃんが京都競馬場で「まつり(一部替え歌)」を熱唱しましたね。
そうです。菊花賞の勝ち馬は、サブちゃん所有のキタサンブラック号でした。
馬主歴50年で初のGⅠ制覇ですって。そんな日に、急遽サブちゃん記念館を訪問してたなんて。

なんたる奇遇。
予想は外れましたけどね。

俺的には、本日2度目の「まつり」です。
ヨッ!サブちゃん、おめでとう日本一っ!
あなたは、道産子の誉れです。
熱唱するサブちゃんロボ

この写真撮影の数時間後に、キタサンブラック号激走。菊花賞制覇

2015年10月23日金曜日

菊花賞を予想する

久しぶりに競馬ネタである。

おっと、その前に。

今週末は、わけあって遠出する。
行き先は、船に乗るほどの遠方だ。

そして、船に乗る以上は、
俺は必ず、船酔いするだろう。

いままでの越し方、俺は船に乗り、酔わなかったことが、ない。
船VS俺の対決は、俺の全敗。被KO率100%。
なぜかは自分でもわからん。ホントは遊覧船だってヤバイほどだ。

実際には、それがイヤで、ずっと船旅を避けて生きてきた。
しかし、今回は、事情があって、そんな逃げが許されぬ遠出なのだ。

これらを踏まえ、
誰にも期待されてはいない競馬の予想を披露しても、
俺自身は、白目をむいて悶絶しているだろうから、実際には馬券を買えない可能性が高い。
そもそも、運良く買えることが、ホントに運が良いことかどうかも、よくわからんことだ。

とりあえず、予想を書きつけておく。

今回の菊花賞(京都 芝3000M)は、混戦である。
実力がデーンと抜けた、主役となるべき馬がいないのである。
むしろ、このレースを勝って、今後羽ばたく馬を見つけるレースだ。

行きたい馬は、ルメール、ユタカ、横山典ら名手を配している。逃げるのは酒井か?
つまり、名手たちは酒井を無理には追いかけず、バカ逃げのハイペースには、なりにくい展開。
ならば、前残りの行った行ったか、スローすぎて一団からの瞬発力勝負の2パターンが有力。
ジョッキー心理として、どこかで思い切って動くというより、みんながソロリソロリと漁夫の利を狙うって感じか?ソロリソロリなら、瞬発力勝負でディープ産駒が浮かんでくる。

また、今の京都は、好タイムが出やすい軽い芝といわれる。
長距離であっても、極端なスタミナ勝負となることも近年稀である。
ならば、やはりディープ産駒なのか。
長距離向きではないディープ産駒を、長距離として乗らない技術のある騎手はいるか?

情報信ずべし。情報信ずべからず。

俺の本命はズバリ、この中にはいない。
俺は、12番ワンダーアツレッタを◎とする。
理由?デムーロだからですよ。

馬券は、
12から2、3、9、11、17へ適宜。

2015年10月22日木曜日

GO!GO!スワローズ!

書くのが遅くなったが、
去る10月2日、
我がヤクルトスワローズが、セ・リーグの王者に輝き、

10月17日、CSで巨人を下し
実に14年ぶりの日本シリーズ出場権を手にした(数年来このへん、ややこしい)。

いやー、ヨカッタ。
俺は、生涯ほぼ一貫して、ヤクルトスワローズ贔屓である。
弱小チームを愛する悲哀と、奇跡的な勝利への喝采。
この喜びは、同士にしか伝わらないだろう。
ファンの皆さま、おめでとうございます!

俺は、スワローズを
選手で言えば、若松勉、松岡弘、ヒルトン、マニエル、大杉勝男諸氏の頃から観てきたことになる。
常勝軍に仕立て上げた野村監督や、その利息で躍進した若松監督時代の栄華は、すでに干支ひとまわり以上も前の話。浮気したわけじゃないが、そのうちファイターズが北海道に来ちゃったりして、混沌とした野球観戦歴を重ねてきた。

また、
これは、現在進行形のハナシなのだが、
俺の職場周辺には、
もう、あきれるほど、巨人バカが多い。
(巨人がバカなんじゃない。意味は伝わると思うが親バカ、孫バカ、の類の表現である)

加えて、こいつらバカの大半は、
本質的な思考や嗜好や志向が、俺と相容れぬ奴らなのだ。すなわち、イケスカンやつらなのだ。そのため、野球ネタでのアホらしい争いを避けるためと、こいつらとのトークが全ジャンルで不調におわることが必定であること、それと何より、贔屓の軍団の惨状に負い目を感じ、俺は隠れキリシタンの如く、巨人バカには黙して語らぬ受忍の日々を送ってきた。そう、野球に関して、俺はイジケてきたのである。

それにしても、
イジケの根本となった、ここ数年のスワローズの凋落振りには、目を覆うばかりであった。
安上がりで、薄っぺらい感じで、ハナッから勝つ気ないだろ?と疑いたくなる惨状だった。

なんだか知らぬうちに、監督が幾人も代わっていた。

知らぬうちに、はウソである。
知ってはいたが、勝つ気ねーだろ!との思いから、かつてのように毎試合応援するような気持ちがなくなっていたのだ。それにあわせて、選手の移り変わりも承知していなかった。具体に言うと、昨季あたりから山田が活躍していることは知っていたが、それによって田中ヒロがレギュラーから外れていることは、しばらく知らなかった。

今シーズンの始まりも、俺は知らんぷりをしていた。
ところが、選手たちの頑張りが、俺を昔のスワローズ・ラブ状態に戻してくれた。
夏を越え、気持ちが更に戻ってきた。久々の充実した気分だった。

今季のセ界は、6並というか、6弱というか、強者が不在で団子状態だった。
そんな中、たしかにスワローズは、優勝できたが、
俯瞰的には、最終局面において相手の自滅というか、我慢できないチームが勝手に脱落していった、という感じだった。そういった意味では、来季が正念場となる。

とにかく、今季のセ界の王者は、スワローズだ。

次は、日本シリーズ。
戦力を比べると、素人の俺が見ても、ホークスのほうが相当強そうだが、そんなの関係ない。

GO!GO!スワローズ!

2015年10月14日水曜日

爆買いを目撃する

その後、家人は快方に向かい、先週末、無事に家に帰ってきた。
結局、病名は不詳のままだ。
病状は、急に高熱がガーッと出て、数日でサッと退いただけ。
いったい何だったのだろう?
息子も感染することなく、無事に帰ってきた。むろん、俺も健康だ。

都合、俺は平日の5日ばかり一人暮らしをしたことになるが、
その間、何かしなきゃと思い、
どういうわけか、パチンコに1回だけ行ってきた(たった1回ですよ)。
結果、有り金を溶かしてきたが、そもそも俺が今扱える額自体が、大した額ではないので、ヤッチマッタ感は極めて少ない。ま、たまにはいいだろう(言い訳だな)。

思い起こすと、
もうしばらく、自分のタマがキューっとなるような、ギャンブルの大勝負をしていない。
もしかしたら、俺の生涯では、もうそんな機会は巡ってこないのかも知れない。そう考えるとさびしいことだ。昔の俺ならありえない。ホントは今だって、こういった牙は常に磨いでおきたいが、周辺の事情でいかんともしがたい。ちなみに、来週は秋華賞(GⅠ 京都芝2000M)だ。

そんなわけで、
週末は、穏健な休日のパパと化し、某ベビー洋品店に行ってきた。

そこで見たのは、(たぶん)噂の中国人の爆買いの惨劇だった。
俺の目の前で、紙おむつ(メーカーはK社、製品名は「M」)を、5人ほどで全部買い占めやがった(20箱以上はあっただろう)。
奴らは母国語で何かヒソヒソ囁きあっている。
動きが変だ。サインプレーなのか?
ホント、その紙おむつオンリーの爆買いなのである。その他の商品には一切目もくれない様子だ。あいつら、国に帰って横流しでもしてるのか?見ていて、異様な気配だったし、目の前で無法をはたらかれているようで(実際には合法らしいですが)、無性に腹が立った(俺の店ではないですけどね)。

どう考えても、
日本国内の一般的なお店で売られている物資(地域住民が必要としている物資)が、地域住民の手に渡ることなく外国人に根こそぎ買い占められるなんて、やはりオカシイと思うんだけどね。ここは、日本なんだぜ。なんというのかな、ここで売ってるものは、もちろん皆が買えるものではあるんだけど、もともと地域の人々が買うっていう量をあらかじめ仕入れてるんで、という前提の理解というか、そんな大量ならちがうとこ行けよっていうか。トロだけ喰われちゃった寿司屋っていうか(なんか意味違う)。とにかく、うまい解決策はないものかね?

そんな爆買い野郎どものせいかどうかは知らないが、
俺の買いたかった期間限定の品物も、ソールドアウトになっていた。
前段の出来事に出くわしたばかりだったから、俺もめずらしく憤然として店員に在庫の有無を問い質した。下手なことヌカシたら、二度と利用しねーぞ、ってくらいのテンションだったように思う。まだまだ俺も若いんだ。

ところが、
調べてもらうと、アッサリ来週には再入荷できるというのさ。
ま、あるならいいんだけどさ。
ちょっと、拍子抜けさ。

2015年10月8日木曜日

家人の急病

六花亭に赴いて、ハナちゃんの不在を確認し、
スケールの小さい菓子の爆買いをした翌日、
いきなり、家庭内に異変が起きた。

朝、食卓の椅子に腰掛けた家人の様子が、明らかにオカシイのである。
顔色が、真っ青なのである。
好物のマルセイバターサンドにも、手が伸びないのである。

きけば、
頭とカラダのフシブシが、猛烈に痛いのだという。
いわく、これまでの経験上、
ほどなく、高熱が出るはずだという。
それっきり、フラフラした足取りで寝室にこもり、横になってしまった。

スポーツドリンクを飲ませようと、寝室に持っていくと、
ガタガタ震えて、早くも熱が上がりはじめたという。測ってみると38℃。
この間、実に20分。
ホント、急なハナシである。

事情を理解せぬ息子は、
俺に抱かれて、ご機嫌でキャーキャー言ってる。
家人は、奥の間でウーウーうなりはじめた。
俺は、息子を片手に抱き、休日の当番医を検索する。

しかし、検索の結果、残念なことが判明した。
最も近場の当番医は、知る人ぞ知るヤブ医者の誉れ高い病院だったのだ。
家人は、そこへ行くのは絶対イヤだと断固拒否。俺も、そこはちょっとねぇ、と逡巡。
結局、相当遠いけど信用できそうな病院に行くことに決める。

大急ぎでクルマを出し、ご機嫌な息子を実家にあずけ、45分かけて病院に到着。
この時点で体温を測ると、39.6℃。ゼーゼーいってる。つらそうだ。

待合室で座っていると、処置室で点滴を打っていた(らしい)若いアンちゃんが、待合室に出てくるなりバタリと倒れ、4人がかりで処置室に戻された。緊張感が高まる。周囲をよく見ると、フラフラな病人がけっこういて、それに付き添う人もいて、病院なのに妙に活気がある(変な表現だ)。ここはまるで、最前線の野戦病院だ(見たことないけど)。

家人は30分待って、ようやく診察を受ける。
医者の見立ては、
インフルか?でも、そうだとしても罹患直後だと検査しても陰性だし、
インフルじゃなくても、けっこうタチの悪い風邪だろうし、
場合よっては授乳中の折、乳腺炎の可能性もあるかも、ということで、
結局はっきりしなかった。そんなことあるのか?

とりあえず、
安パイで無難なクスリを処方され、2日くらいこれを飲んで安静にしてなさい、との指示。こんなんでいいの?

それと、どう考えても、俺ひとりで彼らふたりの世話はムリだ。会社を休むわけにもいかん。結局、家人と息子を実家のジジババに委ねて、ポツンとひとり家に戻った。

もうちょっと若かったら、
この隙にワルイ遊びを敢行するんだけどなあ。さて、どうしようか?

2015年10月6日火曜日

ハナー!どこいったー!

六花亭のテレビCMなのである。

かつて、あれだけ、
♪はなー はなー はなー はなー
と朗々と歌い上げられていた六花亭賛歌(俺が勝手に命名した)だったのに、

先週あたりから(俺が気づいたのが先週だった)、
「はなー」部分が、スッポリ抜け落ちて、

♪はなにもいのちがあるだろうー
(歌詞自体、ちょっと曖昧)から、しばらくあって
♪はなさく ろっかていぃぃぃー
の部分のみが、流れているのである。

どうしたんだ?
おハナちゃん、どこ行った?
あまりの連投で、倒れたのか?

先週末、おハナちゃんを探しに、札幌郊外の六花亭に行ってきた。
店に入るなり、ふわっと甘い匂いがする。お菓子屋さんのイイ匂いだ。

そして聞こえてきたのは、
♪はなにも いのちが あるだろうー
♪なんじゃらかんじゃら ふにゃふにゃらー
♪ふにゃふにゃ ふにゃふにゃ ふにゃふにゃらー
♪はなさく ろっかていぃぃぃー
 

という、現在放送されている六花亭賛歌だった。
やはり、お店にもハナちゃんはいなかった。
気になるあの娘は、どこに行ってしまったのか?
俺は、悲しみのあまり、やみくもに菓子類を買ってしまった。

しかしあれですな、
六花亭は、どこの店舗も、広くて大らかな造りの店構えですな。
気持ちいいわ。