2012年9月13日木曜日

鹿児島ラーメンに関する考察(九州旅2)

九州旅の初日、飲み屋の格好のカモとなった我々(スゴイ大金を支払った)は、大幅に薄くなった財布を確認しつつ、落後者1名を除き、シメのラーメンを求め、蒸し暑い深夜の天文館をさまよった。

事前にリサーチしていた人気店(2店)は、いずれも行列しており、随分歩いたが、結局2軒ともスルー。早々に持ち駒がなくなったところで、老舗っぽい門構えの中華料理屋を発見、地獄に仏とばかりに、躊躇なく飛び込んだ。・・・しかし、あまり考えず入店したことを後刻激しく後悔することになろうとは、我々は知る由もなかった。やはり、カモメはカモメ、地獄は地獄だったのである(よくわからん)。

せめてうまかった七輪焼の姿を。ブラボー!
あくまで個人的見解なのをお断りしておくが、
鹿児島ラーメンは、基本的にあまり地域の特性というか、統一的な特徴がないようだ。それぞれのラーメン店が独自に色を出している、といったイメージである。ブランドによる護送船団ではなく独立独歩みたいな。総じてトンコツが効いた、いわゆる九州系ではあるが、これぞ鹿児島ラーメン!といった色がない。逆に言うなら自由度が高いラーメンだ。(見解に誤りがあったらスマン)。

で、老舗っぽい中華料理屋で、ラーメンセットみたいなものを食べました。

結論
・・・・・まずい。

激しく、まずい。
泣きたくなるほど、まずい。
一体、何が入ってるんだ?

鹿児島ファンである私は、
この店だけがまずいのだ、たまたま入った店が悪かったのだ、入った我々がイカンかったのだ、と思いたい。いや、思わせてくれ。そんな、媚びたくもなるような暴力的、かつ、圧倒的なまずさ。

私は、自らのラーメン人生において、1つのポリシーとして、
店の人に失礼がないよう、常に麺だけは食べきるように心掛けてきた。しかし、九州鹿児島の地で、ついにそのポリシーは破綻を迎えた。冗談ではなく、身の危険を感じて、3すすりして、箸を置いたのだ。なんだこの味は?

よく営業できるな、おい!なんだよ、そのハッタリな門構えは!
当然ながら、金は払った。
その当然の行為も、腹立たしかった。金とるのか?こんなもんで。

後刻、無理して食べきった同行の友人Y3(食が細いのに)は、きっちり腹を壊した。
ラーメン以外の食べ物は美味いだけに、困ったものだ。

前途は多難だぞ。
明日はどうなる?

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