2017年2月6日月曜日

抱っこヒジ

2月になった。


先週は、鬼になって豆をぶつけられた。
「鬼はソト 福はウチ」は俺に馴染んだ昔からの風習。なので問題なし。行ってよし。


あわせて同日、恵方巻きをグイグイと喉に押し込んだ。
ここ数年来、縁起もの系特有の内心の圧迫(運気が下がるのが怖い)に押されて、何気にやっているが(噂では関西方面からの伝播らしい)、グイグイオンアンドオンの最中は、しゃべってはいけない、とするルールがあったりもする。これは酷だよな。そもそも太巻きが喉が詰まっているのだが、うめくのもダメなんだって。せっかく面白い瞬間なのにしゃべらせろよ。


そもそも恵方とは、縁起のいい方角ということで、今年の恵方は北北西だった。
うーむ北北西。16方位か。随分と細分化してるな。で、その年の恵方って、いったい誰が決めるんだ?思うに、神社総代会みたいなところか?高島暦とかあっち系の。はたまた、ドクターコパか?似たようなところで斉藤セイホウか?(古い道民しか知らんよなスマン)あるいは、俺が知らないだけで、世界共通の恵方決定機関があるのか?


ま、考えてもキリがないし、しっくり来ない部分はあるが、他方でよくできたシナリオではあるとも思えるな。
結論、行ってよし。


そんなこんなで、家庭では、つつがなく父親稼業を営んでいるつもりなのだが、しかし、やってもやっても、水は涸れることなく湧いてくる。やればやったで、どこまでも求められるし、ときには大規模な財政出動も要求される。まあ、カネで解決するなら、それはそれでいい。問題は、代わりが居ない肉体面の疲弊。今の俺は、俺が勝手に名づけた難病「抱っこヒジ」の激痛に悩まされている。例えばそれは、街中で力任せに息子を抱き上げなければならないときや、(結局同じ動作であるが)バスタブから息子を無理にあがらせるときに、両のヒジにズーン!とやってくる。泣きたいほどの激痛だし、実際に涙が出たことも一度ではない。もし俺の職業がピッチャーだったのなら、今年限りで引退していただろうし、クールポコだったのなら、向かって右側のウスを支える役しかできなかっただろう。


同士よ、解決策を教示願いたい(もちろんクールポコ問題ではない)。
けっこう切実よ。

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