2017年2月16日木曜日

なに?毒針?

今回は、
いままで隠していたわけではないが、たまたまここでは書いていなかった話を書く。
っていっても、そんな大げさなハナシではない。


俺は、さいとうたかを先生の劇画「ゴルゴ13」のファンだ、というハナシだ。
うむ、たいしたハナシではないね。
ま、どれくらいのファンかといえば、一時は単行本をほぼ全部持っていたし(※120巻くらいまでの時代。調べちゃいないけど、最近某飲食店で読んだのは175巻だったから、現在では間違いなくそれ以上の冊数は出ているはず)、


また、息子の出産に際し、かかりつけの産科病院を選んだのは、待合室のゴルゴ13の豊富さが決め手だった(むろん俺には何の決定権もなかったが、俺が家人にこの病院を強く推した理由はただ一点そこだけ。内緒だぜ)。


なお、数年前には何度目かのアニメ化がされたが、それにはちょっとなじめなかった(ちなみにデューク東郷=ゴルゴ13の声は舘ひろし氏であった)。ひろしさんが悪いわけではない。でも、なんかちがったよな・・・。


なぜこんなハナシを書いたかといえば、
昨日、金正日の長男(なのか?)正男氏が暗殺されたとの報道を見たからである。
なにやら、どこだかの空港で、女性2人連れに毒針を打たれて正男氏は絶命したらしいとの報だ。
おぼろげながら過去に正男氏のインタビュー集を読んだ限り、日本への不法入国(ディズニーランドに行きたかったから、という表向きアホな理由。でも、どうやらホントは違うらしい)で捕まった際には、ずいぶんな道化師だと思っていたが、いやいやさにあらず。すごいインテリであることに驚いた記憶があり、かの国で何かあったら結局継いじゃったりするのか、と大して期待するわけでもなく対岸の火事程度の関心で思っていた。


そうしたら、歴史はこうやって作られていくのか、と瞑目するような毒針仕様で殺られちゃったらしい。もともと、今の体制になってから、ずっと狙われてる、ってハナシもあった。そこで関係ないようで、ゴルゴ13。昔のゴルゴ作品で、ハニトラ女がベッドで油断したゴルゴに毒針ヘアピンで一撃殺ろうとするハナシがあった。結局、すべてお見通しのゴルゴの逆鱗に触れ逆に殺られちゃうんだが、今回の報を聞いて一番はじめに浮かんだのが、この光景だった。ゴルゴは常に油断しないのだが、正男氏はちょっと油断したんだろうな。それにしても、おっかねーな。現実なんだもの。


あと、毒針殺法っていったら、俺らの世代ならブッチャーやバッドニュースアレンのエルボー攻撃だよな。わからん人たちよ、スマン。







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