2016年8月15日月曜日

ノンタンに会いに行く

例年お盆にしてきた恒例行事を、今年は前倒しでやってしまった。
なので、この週末は手持ち無沙汰となった。


個人的にこの1週間、とても体調が悪いし、旭山動物園強行軍(前回ブログ参照)以来、相当に疲労していて、体力が回復しない(こうなってくると、今年は体調がいいときのほうがレアなのだ)。出向いた各地で散財をした。行く先々で十分に家族サービスに努めた自覚もある。なので今週くらいは家でゆっくりしようと思っていたが、世の中そんなに甘くない。


父親稼業は、常に家庭からの突き上げを食らい、非道かつ劣悪な労働を強いられるのだ。


日曜日に「ノンタン」が来るのだという。


同士よ、知っているかノンタン?まあ、アンダー45で知らない人はいないだろう。
俺の幼少時代にはリアルタイムにはなかったが、きょうだいが生まれた頃には両親が全巻を揃えていた。せがまれて何度も読んだ。当時のあの本たちは、一体どこに行ったのか?きっとベロベロやビリビリになって捨てたのかな?とにかく、ノンタンはいまでも全国区の絵本キャラである。置いてない本屋はないだろう。ただ、大人になってから「ジュリスト」でいわゆる「ノンタン裁判」の判旨を読んだときは、結構ショックだった。キャラに罪はないが、大友夫妻、仲悪かったのね。


しかしまあ、まさかこの歳になって、再度ノンタンを見せられ、読まされ、追いかけることになろうとは、ちょっと前までは想像だにしなかった。人生は面白いもんである。


中でも、息子のお気に入りは「ノンタンおやすみなさい」。

フクロウとのジャンケンの場面では「ジャンケンポーン、ホーホーでショーン、アンミツパーン」などとやたら大声で読むことを強要されつつジャンケンを、

石につまずく場面では「ドッチーン」と大声だけでなく横転を、

水たまりにはまる場面では同じく「バッシャーン」と一回転させられる。

職場では結構偉そうにしているのに、家に帰れば「アンミツパーン」なのだ。ホント人生は面白いもんである(2回目)。


で、ノンタンはどこに来るって?
むろん、自宅に来てくれるわけではない。
行きつけの一つである本屋にピンポイントで来る、というのである。


なら、行くか。
で、結果、息子大喜び。
ちょっと膝頭が黒くて、ヒョロっとしたノンタンでした。

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