2015年3月11日水曜日

相性が悪い奴

春間近。
今年も別れの季節が来た。

わが職場でも、結構な数の先輩が職場を去ることになる。
来週には大学同窓の縁で、或る先輩の送別会が行われる。
俺は都合がつかず欠席するが、しおりの作成を依頼されている。
思い起こすと、なんだかこの時期になると、俺はいっつもしおりを作ってるな。どういう立ち位置なんだ?

同窓メンバーの中に、俺と同期だが極めて相性の悪い奴がひとりいる。そいつは俺を明らかに嫌っているし、俺もそいつがまったくもって気にくわない。職務上、何度も俺はそいつに裏切られ、煮え湯を飲まされ、理不尽な後始末をさせられている。そいつはピンチになると、いつだって知らぬ存ぜぬと黙り込む。政治家ばりに謎の病欠を敢行する。謝罪は一度もない。いつもウヤムヤで、そしていつも不誠実だ。この給料泥棒野郎!と一度殴りつけてやりたいとさえ思っている。なにより、そいつと絡むことで、いちいちイラっとする自分の器の小ささに嫌気がさす。以前にも、こいつに関連して似たようなことを書いたはずだが、もう思い出したくない。

ただ、しおりを作る以上、慣例により平等にメンバーをイジる必要がある。
ちらっと書いてみたが、そいつに触れようとすれば、笑ってしまうくらい全部が悪口になってしまう。いよいよ俺はそいつにアタマにきているんだ、と実感する。

どうせ俺が欠席する宴だ。
書きなぐったしおりが加工なく出回っても、なるようになる。
ま、しおりを手に取ったメンバーは、真っ青になるだろうが。

さて、どうしたものか?

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