2015年3月28日土曜日

知事選挙

そのひとつひとつを書き出すと、きりがないが、
ざっくりひとくくりでいうと、昨日から忙しい日々がまたはじまった。

しかも年度末であり、俺に関係することもしないことも、
目の前にせわしなくやってきて、去っていく。

いま、
せわしなく、という言葉を何気に使ったが、
急に思い出したが、のび太君の子孫の名前は「せわし」であったな。

そうか、のんびりに対する対語になっているのか。いま気づいたな。
そんな由来すら考えないで、漫画を読んでいたな。勝手に頭に浸透していた。
40年後の発見。藤子F先生、ずいぶんな時限爆弾ですね。

書こうと思っていたことが、それていく。
まあいいか。それたついでに、未来のスネオの奥さんは、モノ凄いルックスだったな。怖かった。

さて、道知事選は候補者が2人。
どっちが勝とうが、そこに興味はないが、ちょっとした舌戦になっているのは面白い。
互いを意識しあっての口先マニュフェスト合戦。隣接するラーメン屋2店が相手の味を罵ってこっちにお客を取り込もうとしてる雰囲気だ。

ラーメン屋の競合ならば、美味い不味いは人によってジャッジは異なるだろうけど、
よりよい北海道を、っていうのなら、その方向性は、誰がやっても基本的な大枠は変わらないはずだと思うんだけどねぇ。

結局、対立軸を無理やり探しているって言うか、
色の違いを出そうとしてるっていうか、
互いに無理スジの手を指しているようにしか見えないなあ。

いずれにせよ、
今後4年間はこの2候補のどちらかが赤レンガの主になるのだから、しっかりやってください。

仕事に行ってきます(ちょっとブン投げ気味で終了)。

2015年3月23日月曜日

仕事に戻る

人間ドックと、
ちょっとした旅を経て、今日から日常生活に戻った。

ドックでは、いつものごとくバリウムで難儀した。
また、旅先がとても寒かったため、体調を崩した。悪寒がして、鼻水が止まらない。

ただ、周りには、
花粉症がはじまったらしい、とうそぶいてマスクをしている。無論ウソである。
いつもの私なら、仕事を休むくらい体調が悪い。
しかし、今回の旅は、隠匿すべき事情があり、
周囲には意地でも旅に行ったことを悟られてはいけない。

職場に戻れば、解決せねばならぬ課題が無数に待っている。粛々とやるしかない。
しかも、この先一ヶ月は職場で軟禁状態に入る。これも粛々とやるしかない。
その間隙をぬって、家庭からはお宮参りのオーダーがある。これもまた粛々とやるしかない。

これが、生活ってもんだ。
やれやれ。

2015年3月19日木曜日

いったんオフにする

張り詰めた日々が続いていたが、ようやくひと段落した。
この週末は、3日ほど自由な時間が持てる。

前回書いた、しおり作成の件は、欠席裁判で大いに結構、と考えることにした。
こちらなりに最低限の道徳ラインには配慮しつつ、奔放に思いのたけを書き飛ばしてやった。最終的に多少修正はしたが、やはり嫌いなやつのことを俺はうまくは書けない。

来週になれば、
ゴールデンウイークまで引っ張ることになる次の大きな仕事が入ってくる。
すなわち、4月に行われるいくつかの選挙の関連する業務である。私の仕事(の3割)は、選挙が行われると、便乗的に忙しくなる業種である。これは取り扱いを間違えるとメシの食い上げにもなりかねない、俺の抱えている仕事の中でも大変シビアな業務でもある。

これらに対しては、前回同様、
俺は同僚らを後方支援するような役回りに徹する。自分でガツガツとハナシを進められないところが歯痒かったりするが、今回もデーンと構えているフリをしながら、同僚らに気持ちよく仕事をしてもらい、アガリを待つ。

社内の人事異動の内示時期でもあるが、
どうやら今年も俺には関係ないようだ。今日は人間ドックに行き、明日からは二泊三日で気持ちをリセットする旅に出ようと思う。

さて、ミルクの時間らしい。
泣くこと地頭には勝てない。

2015年3月11日水曜日

相性が悪い奴

春間近。
今年も別れの季節が来た。

わが職場でも、結構な数の先輩が職場を去ることになる。
来週には大学同窓の縁で、或る先輩の送別会が行われる。
俺は都合がつかず欠席するが、しおりの作成を依頼されている。
思い起こすと、なんだかこの時期になると、俺はいっつもしおりを作ってるな。どういう立ち位置なんだ?

同窓メンバーの中に、俺と同期だが極めて相性の悪い奴がひとりいる。そいつは俺を明らかに嫌っているし、俺もそいつがまったくもって気にくわない。職務上、何度も俺はそいつに裏切られ、煮え湯を飲まされ、理不尽な後始末をさせられている。そいつはピンチになると、いつだって知らぬ存ぜぬと黙り込む。政治家ばりに謎の病欠を敢行する。謝罪は一度もない。いつもウヤムヤで、そしていつも不誠実だ。この給料泥棒野郎!と一度殴りつけてやりたいとさえ思っている。なにより、そいつと絡むことで、いちいちイラっとする自分の器の小ささに嫌気がさす。以前にも、こいつに関連して似たようなことを書いたはずだが、もう思い出したくない。

ただ、しおりを作る以上、慣例により平等にメンバーをイジる必要がある。
ちらっと書いてみたが、そいつに触れようとすれば、笑ってしまうくらい全部が悪口になってしまう。いよいよ俺はそいつにアタマにきているんだ、と実感する。

どうせ俺が欠席する宴だ。
書きなぐったしおりが加工なく出回っても、なるようになる。
ま、しおりを手に取ったメンバーは、真っ青になるだろうが。

さて、どうしたものか?

2015年3月8日日曜日

幼なじみ

私はコメが大好きである。

パンを食べるのは、よほど時間がない際の職場の昼食か、家で腹が減りコメが炊き上がるのを待てないときか、ちまたで美味いとされるパン屋のパンがたまたま家にあったときくらいなもの。麺類も大好きだが、三食オール麺、ってわけにはいかん。やはり主食はコメになる。

しかし、昨日は珍しく
気になるパン屋さんにパンを買いに行ったのだ。

そのパン屋さんは、
マチの中心からほんの少し離れた美術館なんかのあるエリアにあり、手作り感満載のこじんまりとした風情の店らしい、と伝え聞いた。

伝え聞いた、というのもマドロッコしいハナシだが、
もともとの情報源は、私の妹夫婦なのだ。

そして、コメ好きの俺がなにゆえ足を伸ばしたのかと言えば、
これまたマドロッコしい言い方だが、

「兄ちゃん(俺のことね)、その店のオーナーって、兄ちゃんの幼なじみのTさんと同姓同名なんだけど、もしかして本人じゃない?」
と尋ねられたのが発端である。

つまり、パンよりもパンを焼いてる人が目当ての買い出しだったのだ。

ホントにそのパン屋さんが、俺の知っているT君だとすれば、
彼とはいままでも縁のある出会い方をしてきた。

俺と彼の家の商売が同業で、
道東のマチで、2歳頃から8歳頃にかけて同じ長屋アパートに住み、同じ幼稚園、小学校に通った(たしか小2まで)。仲がよかった。

その後、お互い転勤で別れ、以降消息も知らずにいたが、
中2の春に俺が転入した最果てのマチの学校に偶然、彼が座っていた。
アタマのデキも同じくらいで、高校も俺が転校するまでは一緒だった。
そんな、付かず離れずの距離に暮らしたが、その後幾度かの転勤で、また音信不通となり、今に至る。ざらっと計算すると25年は逢っていない。

パン屋は聞いたとおり、風情のある店だった。
コーヒーもあり、奥には喫茶スペースがあるのだという。
商業ベースではない、マチのパン屋さんの風情だ。

感じのいい店員さんの説明を受け、幾つかのパンを買い込んだ。
その店はセルフトング方式(だいたい意味は伝わるよね?)ではなく、八百屋対面販売方式だった。会計後に店員さんに思い切って話を切り出してみた。

話をきき、裏に回った店員さんが、
店のオーナーと思しき男を連れ出してきた。

ひと目でわかった。
まちがいない。T君だった。

おー!とお互い声をあげ、近況報告をした。

積もる話がありすぎて、また買いに来ると約束して店を出た。あたたかい気持ちになった。
T君の焼いたパンは、しみじみと美味かった。

思い返すと、
高校時代、俺にバービーボーイズの良さを教えてくれたのは、T君だったな。

2015年3月3日火曜日

復帰

昨日からようやく職場に復帰できた。
ツライ体験だった。
まだリズムが取れない状況ではあるが、何とかやり過ごしている。

皆さんも
お身体には十分ご留意のほどを。

たった2日休んだだけなのに、
仕事のメールは50件ほども溜まっていた。
そのうち9割は、俺がいなくても同僚が処理済みだったけど、
よくもまあ、こんなに仕事ってあるもんだ。バカみたい。

それにしても久々の点滴だった。
横になってポツンポツンと滴り落ちる薬剤を見ているうちに、安らかな気持ちになり、つれて眠たくなる。そしてまどろみながら、7年前の大病の頃を思い出した。

当時は、
毎日何らかの薬剤を打たれ続け、それが当たり前すぎて、
滴り落ちる風景をこんなセーフティな心持で見ることはなかったな。
文字どおり生きるのに必死だったんだろうな。ちょっとしみじみする。

で、今回気になったのは、病院での私の呼び名。

引越ししてから、初めてかかる地域の小病院だったので、
医師の診察前に、ベテラン看護師さん?に既往症などの質問を受ける。
かくかくしかじか話していると、私の素性に思い当たるフシがあったのか、

「フグタさん、もしかしてイソノ(家人の旧姓)さんの旦那さんですか?」(無論、仮名ですよ)
という質問を受ける。

「はい」と答えると、満足そうに頷き、
「いつも大変お世話になっています」とのこと(その辺の事情はワタシには不明)。

ほどなく
「フグタさん、診察室へどうぞ」となり、

診察後、
「イソノさん、点滴しますよ」と呼ばれ、

ん?・・・患者は俺一人だし、ま、いいか、なんて横になると
「それじゃあ、フグタさん、点滴です」といわれ、

ウトウトして目が覚めたら、
「アナゴさん、これで終了です」とのいわれた。
・・・わしゃ、いったい誰なの?

クスリ袋には、しっかりイソノと書いてありました。