無論、とがめるようなことではない。
それによって潤っている企業もある。かぶりたい奴はかぶればいい。
しかし、そもそものハナシ。
ハゲで悪いのか!
俺のハゲでお前に何らかの不幸を与えたのか!
こっちはそれなりに幸せにやってるんだ!
俺は絶対にカブらんぞ!
・・・いかん、ちょっと取り乱しました。スマン。
カツラのハナシに戻る。
俺の近隣の装着者は、いずれも見た目バレバレのカツラーなのだが、
世の中にはタブーがあって、
どんなにバレズラーであっても、スルーするのがルールである。
それが大人のたしなみである。
いや、ちょっとまてよ。
もしかしたら巧妙精緻を極めた装飾で、世にバレてない奴もいるかも知れん。
俺の知らない身近なカツラーがいるのかもしれない。ターゲットをバレズラーに絞るのは危険なのか?そう考えると、軽いめまいとともに深淵に堕ちていくようだ。嗚呼、カツラーおそるべし。
ひと月ほど前、そんなカツラーの知人が入院した(バレズラー方面の人です)。
先日、快癒が近いということで見舞いに行ったのだが、とんでもない衝撃を受けて帰宅した。
先日、快癒が近いということで見舞いに行ったのだが、とんでもない衝撃を受けて帰宅した。
すなわち、予告なしに丸々脱いでいたのである。
病院の決まりなのか、圧倒的にむき出しの姿なのである。
彼の患った病気の部位と頭部は無関係のはずなのに、だ。
先遣隊は、誰も教えてくれなかった。
先遣隊は、誰も教えてくれなかった。
ゆでたまご
花札20のボンズ
とにかく表現が難しい。
そもそも知人カツラーとはいえど、俺が懐中に飛び込むほどの間柄ではない。
まして俺より年長者、商売的にも俺への影響が大きい人だ。
この気まずさをどう表現したらいいのか。
ひたすら無言の俺。亜空間殺法を繰り出され、手足を封じられた状態。
ちょっとした善意の見舞いが招いた、ハイレートなピンチ。
そして、
いくら待っても、カツラー本人はそこに触れる様子はない。むしろ涼しい顔だ。
うむ、貴様・・・
こんな明らかな激変を
まさか、まさか、なかったことにしろとでもいうのか?
おそろしい攻撃だ。手も足も出んじゃないか。
まして俺より年長者、商売的にも俺への影響が大きい人だ。
この気まずさをどう表現したらいいのか。
ひたすら無言の俺。亜空間殺法を繰り出され、手足を封じられた状態。
ちょっとした善意の見舞いが招いた、ハイレートなピンチ。
そして、
いくら待っても、カツラー本人はそこに触れる様子はない。むしろ涼しい顔だ。
うむ、貴様・・・
こんな明らかな激変を
まさか、まさか、なかったことにしろとでもいうのか?
おそろしい攻撃だ。手も足も出んじゃないか。
ならばこちらも、その土俵で勝負するしかない。
そこには触れない会話をする。徹底的にする。
病気が治って何よりだ、と壊れた機械のように繰り返す。
そこには触れない会話をする。徹底的にする。
病気が治って何よりだ、と壊れた機械のように繰り返す。
勝負はついた。
俺の完敗だ。
疲労困憊の帰り際、
カツラーは小声で
俺の完敗だ。
疲労困憊の帰り際、
カツラーは小声で
「これから先は、これでいくから。似合うべ?」
と、のたまった。
おい!
まずもって、それを先に言えよ!
それが、人として生きる道だろ!
まずもって、それを先に言えよ!
それが、人として生きる道だろ!
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