今日のお題は「笑点」。
毎週日曜、欠かさず
「笑点」と「サザエさん」を録画して見ている俺としては、
時節柄、いつかは触れねばならぬと思っていた。
5月で放送開始50周年だったという。
50年前の1回目の放送から出演してきたのが、歌丸師匠。
もう、お化け番組に出演し続けたリアルオバケである。
で、先月、歌丸司会引退の報が流れた。
司会引退を惜しむ声が相当あるが、俺などはむしろ遅かったと思える。本人もやめどきを探っていたのだろう。よぼよぼ歩く姿などは、正視できぬほど痛々しかった。そういった意味で、50年の区切りは渡りに船であった(と思う)。
で、注目の新司会者は、メンバーの中でも新参者である昇太が、内部昇格となった。
併せて、昇太の抜けた回答席の新メンバーは、二代目林家三平なのだという。
へー、司会は円楽じゃないんだー
これが国民の率直な感想だろう。
俺もそう思った。
そして、少し頭を巡らせたあと、
昇太とは、いい選択をしたなー
と国民全員が思っただろう。
俺もそう思った。
笑点出演者をテレビタレントではなく、
現時点での落語家の実力として俺が評価すると、
小遊三>たい平>昇太>円楽>歌丸>山田>木久扇>好楽
であった(山田もメンバーだから便宜上加える)。
ここから歌丸を抜き、二代目三平を加えると、
小遊三>たい平>昇太>円楽>山田>三平>木久扇>好楽
といった順列になる(あくまで俺の感覚です)。
いつ、どの会場で見たかは憶えていないが、
小遊三の「替わり目」
たい平の「文七元結」
昇太の「人生が二度あれば」
は、大変ようございました(悪いことは書きません)。
新メンバーの二代目三平は、
一般庶民からは、その出自を含め反感を買う起用であろうが、番組側は実はそれも織り込み済みであろう。三平もそういった波風は慣れているだろうし。それにしても海老名一族は、当人の実力は一旦おいといたとして、まずもってこういった世間の渡り方を常に義務付けられた家系であるな。少なくともネット社会では、旧態然としたゴリ押し海老名方式は通用しないと思うけどな。ベビーヒールとでもいうような、新たなジャンル開拓が必要だな。
ま、徐々に慣れるでしょ。
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