2015年11月11日水曜日

偏差値が10以上も下がってた

どこの会社においても、
来春に向け、新入社員の採用試験が行われ、
今頃がいよいよ採用内定の最終便といったあたりだろうか?

我が社も例に漏れず、なんだかヨロシクやっているようである。

それにしても、
職場において、俺の出た大学の学窓者が、年々減っている。
理由ははっきりしている。
先輩諸氏が定年退職等で職場を去っても、それを補うだけの学窓の若者が入ってこないからだ。

かといって、
俺自身は、それを嘆いているわけではない。
ただ単に現象として、学窓者が減っている、ということを目の当たりにしているだけだ。

うちの会社には、
いわゆる学閥なんてものはない(そんなに大きな組織ではない)し、なにより俺自身が同じ学窓の懇親会のようなものを、とてもわずらわしく思っている(何度か書いてきたとおり、激しくヤな奴がいる)。なので、これらの数が増減しても別段痛くも痒くもない。生意気だが、会社においてそういった他力の要素で勝負していない、という思いも若干ある。

ただ、会社の採用者は、毎年それなりにある。
だから、学窓の若者が少しは入ってきてもよさそうなものだが、我が大学からは10年以上も入社数がゼロだ。
そして、どうやら来春も、今の時点で該当者がゼロであるようだ。

正直、これらの理由は、よくわからない。
もしかして、現在の在校生のレベルが高くなっており、もっとイイ勤め先に就職しているのか?
はたまた、その逆で、レベルが低くて、我が社のほうからご遠慮させてもらっているのか?

そこで、
調べてみたところ、衝撃的な事実が判明した。

なんと、
俺の後輩たちは、俺の学生時代より断然バカだったのである。
(ここでいう「バカ」の敬称は、愛情を込めた意味です)
うーむ、ゆとり、少子化、おそるべし・・・

わかりやすい例として、偏差値の比較でいうと、
どうやら俺の頃より、10以上も、その値が下がっているらしい。
ある調査データでは12、またあるデータでは16、見間違いかもしれんが20っていうのもあった。
とにかく、10以上は確実に下がっているらしいのである。

なんの自慢にはならないが、
俺も学生時代は(今でもそうだが)、相当なバカであった。
学力はもちろん、世間知らずで、プライドは高く、ひたすら調子コキだった。人間性も、今にも増して相当オカシかったと思う。そんなバカを、ゼミの恩師や周囲の先生方が、どうにかこうにか社会に出させてくれた。思い返すだけで、ありがたく、涙が出る。

今だって学生の本質は、きっと同じだとは思うけど、
どうやら学力においては、当時の俺を圧倒的に凌駕するバカであることは間違いないらしい。
それって、どんなバカさ加減なんだろう?
あばれはっちゃくの父ちゃんも真っ青であるのか?(わからん人はスマン無視してくれ)

ただ、あくまでこれは、一般的にいわれるところの学力の比較対象だ。彼らの基本的人権を否定しているものでは当然ない。豊かな人間性の後輩が多数いることを念じている。ただ、一瞬の斬り合いである採用試験などにおいては、学力は一定の尺度となっている事実もある。これが現実だ。

そんなわけで、来春も学窓の若者が入ってくることは、ない。
上から目線に見えるかもしれないが、あえて言おう。
がんばれ後輩たち!

そして、俺が不義理をしている先生方、
どうもすいません。

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