ここ1ヶ月、この場で何も書いてこなかったので、指先のリズムが狂っている。
この場仕様の文言が浮かんでこない。
もともとなのだが、それに増して、なんか、上手く書けない。
なので、すごく変だけど、ここ用の文体をインストールすべく
自らのブログを読み返してみた。
そして、驚いた。
ここ数回、無意識に
「仕事が忙しい」なんていう愚痴めいたことや、誰も得をしない痴話を書き連ねていたようだ。
切り口がなんだか、ストレスのたまったヨレヨレの大人の業務日誌だ。
紋切調の自分のセンスに沈黙した。どうしたんだ?俺よ。
そこで、このような事態に至った経過を考えてみる。
本ブログは、基本的に書きっぱなしだ。
自身で振り返って読み返すことは、ほとんどない。
なので、毎回新鮮な気持ちで書き付けると、
日常の心理的な負担が継続していれば、自ずと暗い内面のマグマを連続技でお見せすることになる。そうだ、書きながらなんとなくわかってきた。
なので、
たまには意識して違うことを書こう。
敬愛するサザンオールスターズが10年ぶりに新アルバムを出してくれた。
前作は「キラーストリート」というタイトルだった。なんと、あれから、もう10年も経ったのか。
今回の新作のタイトルは「葡萄」だという。
発売が、3月末だった。
知らなかった。うかつだった。4月中旬にそのことを知り、驚いた。
日常がいくら忙しくても、総じていえるのは、うかつだった、ということに尽きる。
そしてようやく、仕事及び家庭的な事情を勘案して、4月29日の祝日(昔は天皇誕生日だった。今は何か違う祝日らしい)、現物を入手した。同じアルバムのくせに商売上手というか、ボッタクリというか、3種類の価格帯があるのだという。なにやら値が高くて一杯オマケが付いているやつは、とうに品切れ。あとは何やらと、かにやら。説明してくれたけど、バイトの声高ネエちゃんの周波数は、こちらのアタマに入ってこない。
いま入手したところで、どうせ1ヶ月遅れだし、楽しみはとっておこうということで、5月の連休のドライブで初聴きということに決める。購入したのは、一番安い標準盤。それとブライアンウィルソンの新譜も。それより、こういったソフトは、今みんなAKB商法というか、ちょっとしたオマケ付きみたいなことになっているのか?そういう方向、なんか、困っちゃうよな。
聴いた感想は、気が向けば次号あたりで。
それより、この6月にはサザンとして札幌ドームでライブもあるというではないか。むろん、この話の流れを推し量るまでもなく、チケットの手配はしていない。うかつだった。流転しているうちにファンクラブの会員期限も切れていた。更新案内は旧住所地には届いていたのだろうが、見た覚えはない。記憶が正確ではない。
すなわち、総じてこれは困った事態なのである。