ようやく、タイトな一ヶ月の勤務が終わった。
またボチボチ更新していきます。
それにしても、当初から覚悟はしていたが、休暇が1日もないというのは、普段ぬるま湯に浸かっている私にしてみると、久々にシビレる体験だった。
それでも、たしかに難儀する仕事ではあったが、この年代になり、いくらか経験値が高まったことで、生活のすべてが仕事に搾取されるようなことはなかったし(10年以上前、同様の職務で私は仕事に気を取られ過ぎて、心身のバランスを崩し2ヶ月の療養生活を送ったことがある)、知らずに図太くなっていたのか、交渉先を力でねじ伏せるような荒業も多用した。悪い政治家みたいだな。
また、年齢に相応した職階となり、自分がボールを常に持って先頭を走るというよりは、1列ひいたところから、あがってくる成果を待つ、という役回りが大幅に増えた。
はからずも滝沢賢治(スクールウォーズ主人公。何代目かの食いしん坊ばんざいの人)の名言「信じ、待ち、許す」ことを随分と体感することになった。好きな言葉ではないが、私の部下は最前線で相当に苦労したと思う。よく乗り越えてくれた。ありがとう。
そんなこんなで、早朝からマイパソコンを久々に開き、この文章を打っている。
今回の仕事は、詳細は書ききれないが、
結果として、うちの会社のトップの交代を招くことになった。
誰かが粗相したわけではなく、トップとしての寿命が尽きて、新社長をお迎えすることになったのだ。10年以上、良くも悪くも我々社員を率いた社長は、晴れやかな表情でたくさんの花束を受け取り、退いていった。ホント良いことも悪いこともたくさんあった。好き嫌いに関わらず、その積み上げが、思い出ってもんなんだろう。
また、新しい時代がはじまる。
「社長は、神様のように公平でなければならない。」(源氏鶏太)
新社長、よろしく頼みますよ。
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