この一週間、俺の職場では、小さな会社の割に大きな人事異動が実施されたため、バタバタと慌ただしかった。
俺自身も、昨年に引き続き、今年も異動した。ただ、今年の異動は、昨年の今頃に書いたが、俺のような浅はかな頭脳でも、ちょっと考えただけで「この先、会社の浮沈の地獄まで一緒に付き合ってもらうぞ」という、未来への苦役が明らかに読めるものだったので、今更改めて内示を受けたところで、もう大して驚かなかった。すなわち昨年の段階で覚悟したとおりに、既定路線的な異動だった。
ただ、驚いたのは、俺の上司に、間もなく定年退職でリタイアする方がやってきたことだ。その上司は、これまでの私的な関係も含めて大変信頼できる方であることはわかっているが、早々に会社を去ることもわかっている。アホな俺の頭脳からでも簡単に導き出された答えは、俺に科せられる苦役は、最低2年は続く、というシンプルな解。たぶん、正解。
もうね、決まったことなので仕方ない。息子を食べさせるために、働くさ。
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