2017年3月1日水曜日

鍼を打ったハナシ。


さて、予告どおり鍼治療を受けたハナシを。

そもそものきっかけは、2週ほど前、俺が職場にて全身のコリのヒドさをひとしきりボヤいたところ、不憫に感じたらしい同僚が「高校時代の友人で開業している鍼灸師がいます」と紹介してくれたことが発端だった。

これまでもブログに書いてきたとおり、俺は過去、マッサージ(英国式だのタイ式だのそれ以外の諸々も)、整体、酸素カプセル等、カラダをラクにするとされる系には比較的寛容に金も時間もかけてきた(と思う。所得の割には)。

そして、それらは実際に効能があったと感じてはいるが、どれも効いているのはきわめて短期的で、根っこから治ったとの実感はなく、付け焼刃的な印象をぬぐえなかった。それならいっそ、身体の外を揉むとか押すとかじゃなく、ちょっと怖いけど、せっかくの縁だしラクになるなら直接身体に鍼でも打ち、体内の悪い奴らを駆逐しようと考えた。

で、予約が取れたのが先週の土曜日。
当日、滅多に乗らない市電に揺られ旅情満点でお店に伺うと、さっそく店主が出てきてご対面。ブログなどを頻繁に更新されている方で、俺も同僚に教えられてそれを読んで学習してきたから、スムーズに治療に入る。事前の問診の段階で俺が伝えた主な症状は、次のとおり。

①抱っこヒジの激痛
②慢性的な肩こり腰痛および睡眠不足
③マッサージ師にまるで鋼板のようだといわれた背中
④両ふくらはぎの極端な張り
⑤全身とにかくツライ

着替えをすませ、さっそくベッドにうつぶせになり、
まずは腰あたりに8本くらいズブズブと鍼を打ってもらう。
1センチくらい刺さっているらしいが、特に激痛なわけではなく、打ったときにチクッとした程度。刺さりっぱなしのようなのだが、まったく気にならない。

その後、首のうしろや肩甲骨のあたりに6本ほど打たれ10分ほどステイ。
ポカポカした装置を腰に当てられ、ちょっと気を失った。

その後、仰向けになり、ふくらはぎ、かかと、足の親指と人差し指の間あたりにもスパスパと鍼が。もう、この時点でどこに何本打たれたのかは正直わからん。パトラッシュとネロではないが、なんだかとても眠かった。

あと、首の側面、アタマにもスパスパ打たれたようだ。お腹にあったかいお灸?を乗せられ、また10分ステイ。最後に両ヒジあたりに5本ずつくらい。このときに右ヒジに1回だけ一瞬ビーンと電気が走ったようになった。

で、施術終了。
すぐに実感したのは、首の可動域が広がったのと、ヒジの軽さ。
何より一番びっくりしたのは、カチカチに張っていた両ふくらはぎが一瞬でプルンプルンに軟化したこと。そのせいなのか足先も軽く感じる。

その日の夜、俺は家人がびっくりするほど、すやすや眠っていたらしい(どこのどの鍼が効いたのかは全くわからない)。で、翌日起きた際には、自分でわかるくらい背筋が伸びていた。背中の鋼板のようなハリが取れたせいなのか。これもよくわからん。

本日現在、施術から4日経ったが、眠りは浅くなっているが、肉体的な効果はまだ続いている。
店に入ってから出るまで2時間弱。

不思議な体験だった。
たぶん、また行くわ。

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