帯広は少年の頃の俺を見守ってくれた街。なかなか来る機会はないんだが、来るたびに何かがリセットされる。
数週間前、俺が少年野球をやっていたころのチームの監督だったTさんの訃報を知った。小学卒業以来、ずっとTさんにはお逢いしていない。けど、ずいぶん勝手なハナシだが、Tさんは俺にするといつだってこちらの歪んだ心根や、背筋を伸ばしてくれる存在だった。
もう三十年以上前のハナシだ。
今回の帯広旅は、バタバタした中にも、感傷的な気持が心の奥にすみついて離れない。
さきほど、今回の宿から歩いて15分ほどのところにある、かつての少年の俺が指導を受けた雪の残るグラウンドに行ってきた。
いかんな、これ以上書くと、ポエムになっちまうな。
十勝の朝は、澄んだ青空だった。
Tさん、ありがとうございました。
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