今日の昼間、
仕事の打合せを先方の事務所でしているさなかに、俺のスマホに電話の着信があった。日頃こんな時間には、めったに鳴らない電話なので、ちょっと驚いて画面を見ると、090××××といった覚えのない電話番号が表示されている。誰だかわからない。出るかどうするか、ちょっと困ってしまったのである。
そういえば、ここでハナシはチョット逸れて、
急に思い出したのだが、
1月14日の昼間に起きた地震(函館、浦河、新冠で震度5弱)では、
緊急地震速報が発動され(言い方、変か?)、俺の周りではそこら中の携帯がピロピロだのウーウーだの鳴り出して、騒然となった。お店なんかにある万引き防止機能のセンサーみたいな音だった(ような気がする)。
実際、その数秒後に揺れはじめたから、使われ方としては間違ってはいないのだろうが、俺はその事態が飲み込めず、意味もなく周囲をウロウロしてしまった。そのときは昼休み中で、俺はカップ麺を食べていた。ウロウロしたせいで、麺はすっかりのびてしまい、どうでもよいガヤ感と不味い麺が残ってしまった。残念な思い出だ。
それにしても、あの一斉音は不気味だな。一瞬で、心がザワザワし、身が固くなるようだ。
なにか上手な対応策はないものか?
で、ハナシは戻って、覚えのない番号からの着信の件。
結局、通常のコール内には電話には出られず留守電に転送されてしまった(言い方あってるか?)。約30分後、打ち合せが終わったのち、留守電を聞いてみた。
中年の女性の声だった。
「〇〇さん?〇〇さんでしょ?電話に出れない?いま、クルマで向かっているの。大きな除雪車が前を走っていて、間に合わないの。もう少し待ってもらえますか?お願いします」
むろん、俺は〇〇さんではない。イタズラ電話の類ではなく、明らかに間違い電話のようだ。
しかし、すでに着信から30分以上が経っている。この30分のあいだに、前を走っていた除雪車はよけてくれただろうか?もう少し待ってもらおうとした〇〇さんは、その場で待っていてくれたのだろうか?そして彼女は無事に〇〇さんに出逢えただろうか?返信がないから、正しくもう一回かけなおした可能性はなかろうか?そもそもクルマは、彼女が運転しているのか?助手席に乗っているのか?あるいはタクシーか?そもそも今朝は本州でも結構な雪が降ったらしいから、この中年女性は道内の人とは限らないのか?想像すればキリがない。
いろいろ気にはなったが、結局コールバックはしなかった。
いまもちょっとだけ、気になっている。
私のスマホに電話をかけ、自分の名を名乗らなかった、あなた。
問題は解決しましたか?
0 件のコメント:
コメントを投稿