2015年6月3日水曜日

日々の暮らし

6月になった。
というか、なんだか知らないうちに6月になっていた。

この間、オークスの予想はブログでも披露した(無論ハズレ)が、翌週のダービーの予想は披露する暇がなかった(予想はしていたが、ハズレだった。しかも俺の本命馬はゴール入線後に即下馬した。怪我をしたようだ)。

このブログは、かなり以前にも何度か書いたとおり、自分の書く能力の瞬発力を養う意図もあって、極力30分以内でザーッと書いて、さっさとアップするようにしてきた。なので練れていない部分というか、熟成していない文面が目立つ。

しかし今では正直、この30分すら、生活の中では捻出することが難しい。書きはじめても書き終わらず、アップしていない未完の文章が結構たまっている。無理やり押し出して、そこに手を加え継いで書き出すこともできないでいる。

総じて、今の自分はブログを書くというルーティーンをつくれていない。
その理由はわかっている。
俺の生活のスタイルが変わり、自分に相対する存在(それも相当に大きい存在)が、圧倒的なナマモノになり、その存在がこちらの行動を大きく抑制するからである。そのたびに思考も行動も一旦途切れるのである。

無論、
これが嫌なわけじゃなくて、これは相当に楽しくて、俺の人生においてはかつてなかった素晴らしい日々である。毎日いろいろ考えさせられるし、そのたび自分が無邪気にもなる。だからこそ、とりとめないその思考を残して記すべきだとも思っているのだが、なにせその時間がない。ループする。こういう場合、ツイッターみたいな媒体がむいているのか。

皆様にはお見せできないが、書きはじめても書き終わらない、たまっている未完の文章は、俺の思考の断片で、実は俺にとってはそれこそが宝の山だったりするのだ。

そんなわけで今日考えさせられた思いをふたつほど。

鳴いたカラスがもう笑う、ということわざは、実に的を射た適正な言葉であるな、と実感。
泣くが嫌さに笑って候、という開高健氏が多用した古諺も、人間の本能であるな、と実感。

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