なんの権限もないが、ひとり勝手に総括すると、今回の五輪の主役は何と言っても、カミカゼ葛西に尽きる。
人の肉体は、必ず老いる。
その衰える肉体を日々のたゆまぬ訓練で押しとどめ、経験を加えることで凌駕する。
単純だからこそ、極めて困難な事例。
単純だからこそ、極めて困難な事例。
それをカミカゼ葛西が体現し、
お前ら老けこむなよ!
とワシらの世代へカンフル剤を打ってくれた。
上っ面の安っぽい感動だの勇気だのではない。
雌伏のときを経て、光り輝くカミカゼの凄味を目の当たりにし、瞑目した。
恐れ入った。
雌伏のときを経て、光り輝くカミカゼの凄味を目の当たりにし、瞑目した。
恐れ入った。
俺も変わらなければ。
何かはじめなければ。
あれ以来、そんなことばかり考えている。いったい何ができるのだろう?